
昨日刑事事件の傍聴に行ってきました
最初弁護士会館で裁判の流れについての説明を聞き
その後実際の法廷に入ります。
今日の事件は、サラ金苦から横領、飲酒運転で事故、覚せい剤所持というまさに現代の世相を反映したものです。
どの人もちょっとした出来心だったのでしょうが
職を失い、家族や友人に迷惑をかけ、この不況の中
たとえ社会復帰しても更正できるのかどうか。
でも親や奥さんは一生懸命情状を訴えています。
そして本人は手錠に腰紐という姿で法廷に現れるのです。
家族の気持ちを思うと、傍聴していても涙が出てきました。
まじめに生きなさいという裁判官の言葉にも
胸を打たれました。
飲酒運転など軽い気持ちでしてしまうこともあるでしょうが
法に触れることをしてはいけないと身にしみて感じました。
裁判の後は裁判官が解説や質疑に答えてくださり
非常にいい経験をしました。
こういう研修もたまにはいいのではないでしょうか。
2003-01-16