
フローレス桜蔭社の「大人を休もう」という本を読みました。
昭和40年から来年度まで40年間の国語の教科書に掲載されたお話の中から選りすぐりのものを集めた本です。
掲載頻度では「ごんぎつね」がダントツの1位だったそうで、
私も小学校で習ったし、もちろん子供たちの教科書にも載っていました。
本に転載された20話のほとんどは、子供の教科書や絵本でおなじみのものでした。
あとがきにも書いてありましたが
ゆとり教育で教科書が薄くなり
こういったお話が教科書から減っていくのはとても残念です。
この本のタイトルは「おとなを休もう」ですが
大人の本より子どもの本や絵本の方がずっとおもしろくて
子供たちが見向きもしないのに児童書を次々買ってしまう私は
ずうっとおとな休憩中です。
2003-11-16