
第九の本番終了しました。
今日は朝9時半に集合
座席調整、発声練習、リハーサル、本番と長丁場です。
発声練習はなんと1万人の肩たたきから始まるんですヨ。
お隣と肩をたたきあい、手をつないで
一体感が高まります。
第一部は「タンホイザー序曲」
森山直太朗と「さくら」を合唱
そしてタイガースの選手をゲストに迎えて
六甲おろしも歌いました。
六甲おろしを歌うと言う情報が流れていたせいか
会場には阪神の旗まで持ってきていた人がいたそうです。
直太朗君はちょっと緊張気味の表情で現れましたが
すばらしい熱唱で、合唱団と心がつながったように感じました。
第二部は第九、1万人のコーラスが立ち上がって歌う姿、
その歌声は言葉ではあらわせません。
ただし、大阪城ホールでは少数派の男声が優位。
夫の席からは、オーケストラも指揮台も近くて
歌いながらも、より一体感が味わえたようです。
終わったあとには、初心者も何度も出演しているベテランも
感極まって涙、涙だったようです。
私は指揮台からは一番遠い位置で
どうしても距離感に差があるのは否めません。
反対側のソプラノの声はワンテンポずれて聞こえてくるくらいですが
それだけにこんなにたくさんの人が心ひとつに歌っているんだなということは実感できました。
1万人の第九はオーケストラも
関西の音楽大学の学生を集めて結成したものです。
演奏の後、佐渡さんが若い学生たちを一人一人抱きしめて
ねぎらっている姿が、感動的でした。
12月23日午後、毎日放送でコンサートや練習風景が放送されるそうです。よかったら見てくださいね。
2003-12-07