
仕事の合間に阪神電車に乗って尼崎に行ってきました。
駅前がきれいな花壇になっています。
10日ほど前に通ったときは、桜とポピーとムスカリがきれいでした。
ムスカリは植えっぱなしのようで、
かたまって咲いていたり、雑草の中にぽつんと咲いていたり
その雑然としたところがとてもいいなと思いました。
大阪市内で突然花を植えたプランターが
排気ガスいっぱいの道路沿いに置かれたりして
枯れれば撤去・・・花は消耗品でなく生き物なのにと悲しくなります。
お日さまの光を浴びて実を結び、種が落ちてまた翌年芽吹く
それこそが命の営みなのに。
尼崎では何代か前の市長さんが街を花でいっぱいにする運動をされたそうで
住宅街ではどのおうちも本当にきれいに花を咲かせておられます。
市長が変わってもその願いを市民が引き続いてかなえいる
いい町だなと思います。
今日は赤、白、黄色のチューリップが何千本と咲いていました。
からすのえんどうやたんぽぽも負けじと咲いています。
整然と並んだチューリップより
やっぱり少し離れて咲いている忘れ物のような花が好きです。
思わず足を止めて写真をとる人
カップ酒を飲みながら花を眺めるおじさんたち
私も花を眺めながらコーヒーを飲んで、
花壇を2周ばかりしました。
花壇の脇にはクローバー
あっ、四つ葉。
中年女が一人四つ葉のクローバーを探す姿は不気味かな
と思いながらも3本ほど摘んで帰ってきました。
2006-04-16