
フミヤ君の橿原神宮でのコンサートに行ってきました。
篝火がかかれ灯篭に灯がともり
荘厳な雰囲気のコンサートでした
伊勢神宮で神社のすべてを作り変える式年遷宮というのが
平成25年に行われるそうですが
そのときにフミヤ君が歌を奉納することから
今回のコンサートが開かれたそうです。
それでなぜ今かというと
その式年遷宮にかかる費用が550億円
そのお金は戦後は国からは出ないので自前で賄わなければならず
220億円の寄付を募る必要があるので
その資金集めの一環ということのようです。
いつものコンサートでは見たこともないスポンサーが名を連ね
スポンサーなのか神社の関係者か
およそコンサートに似合わない黒スーツのおじさんたちも
観客に混じっていました。
この式年遷宮というのは天武天皇が定め持統天皇が1回目を執り行い、
以後戦国時代の中断を除いて続いて平成25年が62回目だそうです。
200年に一度だともう前に携わっていた人は誰も残っていないわけで
20年に一度というのは技術を伝承していくには
合理的な方法だったんですね。
なんてことを帰って子供たちに話していたら
娘が「そんなことくらい知ってる」
娘の学校では神道の授業があり
1年生のときには伊勢神宮に修養に行ってきたのでした。
最近修学旅行でも伊勢神宮に行かないようですが
宗教ではなくての伝統文化の知識としてこういうことは
教えてもらってもいいのになと思いました。
ずいぶんお勉強になったコンサートでした。
2007-08-25