瀬尾まいこさんの「天国はまだ遠く」と言う小説が
映画化されたので娘と見に行ってきました。
都会の生活に疲れた娘が田舎の民宿で自殺を図りますが失敗
民宿を営むぶっきらぼうな青年とおいしい食事、美しい風景に
だんだんと元気を取り戻していくというお話です。
自殺から目覚めた女の子がおいしそうにご飯を食べる様子が何より良かったです。
生きることは食べることなんですね。

原作にはないのですが家庭内離婚と言われていた老夫婦が
壊れたピアノを弾きながら賛美歌を歌うところ
見ているうちに涙が出てきました。
もう一つ、小説にも出てきた面白いセリフ
「ミスチルもビートルズも歌っているのはラブアンドピース。
それ以外のことは全部吉幾三が歌ってくれてる」
案外これも真実かもしれません。

2008-11-28