
先日犯罪友の会の野外演劇を見に行きました。
戦後や明治維新後といった混乱期の大阪の人情が感じられるお芝居で
毎回楽しみにしています。
来ないだろうけれど一応と思って娘を誘ったら「行ってもいいよ」というので
夫と娘の親子3人で見に出かけました。ちょっと嬉しい。
誰にも甘えず毅然と生きている主役の女性がかっこよくてとてもよかったです。
お芝居が終わると娘が「サバ缶・・・」
舞台の外には屋台があっておでんやお酒を出してくれます。
昨年は娘と娘のお友達と3人で飲んだのですが、その時注文したサバ缶がおいしかった。
サバ缶を開けてバターを入れコンロにかけて温めただけのまさに野外料理でした。
要するに、娘は屋台で一杯やりたくてついて来たというわけですね。
メニューを見ながら「今年はサバ缶ないの?」「震災で入ってこなくてね」
「去年家で作ったけどあんまりおいしくなかってん」「やっぱり外で食べるから」
お店のおばちゃんとそんな会話をしながら
親子3人で屋台のおでんを分け合っておいしくいただきました。
でもやっぱりサバ缶が・・・
近くのスーパーでサバ缶を見つけ家で作ってみました。
サバの水煮を買ったら「みそ味やったで」
そこで、さばみそ煮缶で作ってみたら、かなり濃い味だけれど息子にも好評でした。
たぶん、しょっちゅうは作らないと思うけれど
犯友の季節になったら作りたくなるかもしれません。
2011-10-21