音楽家×舞踏家×画家によるライブペインティング
吉田田タカシ展見てきました。
ただ絵を描くところを見せるだけではなくまさにライブでした。

舞踏家(女性)は全身を白で塗り小さな布きれを身に着けただけで、
全く自由に体を動かしていきます。

その動きにはものすごい力が入っているのにとても静かです。それにコントラバスの演奏。
舞踏家は白い人の形をしたものにしか見えなかったのに、
動きがはじまると肌がどんどん美しくなっていって、
途中でその肌に触れたい、抱きしめたいと思いました。
画家は真剣な表情で絵の具をのせていきます。

いったん描いたものを白い絵の具で塗りつぶしその上にまた描く。

でも最初に描いた目のところにはやはり目、そして舞踏家の顔が現れます。

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この完成図が頭にあってこうやって描いてこられたのか

真っ白なキャンバスから絵が完成するまでの過程をすべて見せてもらって、

それはそれは不思議な体験でした。        2011/11/19