昨日は次男の卒業式でした。就職が決まらず留年することとした次 男は、卒業していくゼミの友人達を見送るために学校に出かけていきました。2年間のゼミで担当の先生が1年間海外研究でお留守だったため、ゼミ活動はあまりできず、みんなが打ち解けたのは卒業も近くなってからでした。卒業式のあとにみんなで飲みにいき「もっといろんなことしたかったなあ」「お前ともっと早く出会いたかった」と別れを惜しんだそうです。親からすれば、1年も海外に行くなら他の先生に留守を頼んでいってくれてもよさそうなものなのにと不満はあるのですが、学生達から出た言葉は「先生ともっと親しくなりたかった」「就職活動忙しくてゼミの課題もあんまりできず申し訳なかった」と謝罪の言葉だったそう。本当になんていい学生達なんでしょう。やり残したことはいくらでもあるでしょうが、こうやって心を通わせる友達ができたことは一生息子たちの支えになることだと思います。
来年は次男は一人ぼっちで卒業することになります。せめて家族で盛大に祝ってやれるよう、早く就職決まってほしいです。
                                                   2012/03/20