合唱コンサートを聴きに京都へ行ってきました。

その前に四条室町のギャラリーへ 関西人気作家3人展〜京都を描く〜 を見に行きました。
H@Lさんが描かれていたのは伏見稲荷大社、伏見桃山城、三十三間堂、金ピカではない金閣寺など・・・。私の故郷である伏見稲荷は千本鳥居のイメージが強すぎますが、あのままではなくて稲荷山から昇る太陽と祈りを込めて建てられた鳥居の一つ一つ、そして狐さんの姿の絵になっていました。ポスターになっている伏見稲荷ではなく私の暮らした伏見稲荷の絵だなと思いました。この絵はお稲荷さんにお参りした人みんなが見られるような場所に飾ってほしいと思いました。伏見桃山城は私が子供のころには遊園地があり動物園がありプールがありと一番身近なレジャーランドだったところです。今はもうお城しか残っていないそうですがこうやって描いて
もらえてとても嬉しいです。
たなかしんさんの「祈り」は知恩院を描かれたそうですが、私が京都でいつもお参りするお地蔵さんを思い出しました。つい先日もしばらく行っていないなと思い出してお参りしてきたばかりですが、ぼうっと暖かく光っている仏さまの絵を見るとこの世で会うことの叶わなかった大切な人のことが思われました。

そろそろ時間が迫ってきたのでコンサート会場へ。美しい合唱でした。

せっかくの祇園祭なので、なるべく人込みを避けながら飾られている屏風などを見て歩きましたが、夕方になるにつれてだんだん人でいっぱいに。もう一度ギャラリーに戻り「おかえり」と迎えてもらって涼ませてもらいながら、日が暮れて光が変わり色合いの少し変わった絵をゆっくり見せていただきました。