歳末の忙しい一日ですがお掃除が一段落したところで
敬愛なるベートーヴェンを見てきました。
第九の初演シーンは感動的でしたが
そのあと結構眠くなりました。
お尻を見せたり、人の曲をおならの真似をしながら演奏したり
ベートーヴェンもこんな人やったんかしら?

2006-12-30

歳末の忙しい一日ですが
パソコンの調子が悪いのでお正月の間に
長男の友達のお兄ちゃん(24歳)に見てもらうことにしました。
パソコンを預けてそのお兄ちゃんにメールをしたら
「かこちゃん、こんばんは。詳しく教えて」と返事が来ました。
いたずらメールかと思ったけれど、間違いなく私への返事。
いまどきの若い子の言葉遣いって?と思いながらメールを返したら
「友達の子供と間違えてました」と返事がきました。

若い男の子にチャン付けで呼ばれてちょっと気分よかったんだけど・・・。

2006-12-30

帝国ホテルのランチタイムに合唱団のメンバーが
ハンドベルの演奏をされるので聞きに行ってきました。
さすがプロの演奏。
たった4人で次々とベルを持ち替えながらの演奏で
こんなにきれいにやさしく音が響くのかと思いました。
真剣にベルに取り組む4人のお嬢さんたちは
本当に清楚で素敵でした。
私は宴会の余興でおじさんたちとハンドベルをやったことがありますが、
振ればなるという程度であれではベルがかわいそう
今日はベルも喜んだことでしょう。

ティールームでハンドベルの演奏の見える席をとお願いしたら
予約でいっぱいだからと断られました。
お友達が出るんだけどというと、
じゃあ、何とかしましょうと、
予約のお客様が見えるまで席を作っていただきました。
さすが帝国ホテルのサービス、これも感激でした。

2006-12-24

今年最後のコンサートはフミヤくん、大阪城ホールでした。
アリーナ中央ブロックの1列目、最高です。
アリーナは舞台と客席の間に距離がありますが、
目の前でフミヤ君が踊ってくれて
もう体が硬直してしまいそうでした。
素敵な歌をいっぱい聞いてきました

2006-12-23

阪神百貨店に行ったら永田萌さんの原画展をしていました。
もともと萌さんの絵も文章も好きでしたが
この夏に講演会でお話を聞きサインをいただいてから
ますます好きになりました。
「ふりむけば花の香り」という本の原画展で
本を買い求めました。
「心を引かれた場所には忘れがたい人がいて私の好きな花が咲いていた」
というあとがきには共感するものがあります。
きっと、私も同じ世代で同じような自然の美しいところで育ったからかもしれません。
美しい本ですが、でも原画の透明感にはかないません。
もし原画をご覧になる機会があればぜひ見ていただきたいです。

2006-12-18

12月2日チャリティコンサートが終了いたしました。
満員御礼とはいきませんでしたが
たくさんの方に来ていただきました。
寒い中遠方よりお越しいただき本当にありがとうございました。
盲導犬のワンちゃんも大人気で
皆さんに楽しんでいただけたようです。
何より私自身が最高に楽しんでおりました。

昨日は「1万人の第九」コンサート本番でした。
会場では大阪市役所のNさん、以前仕事でご一緒した会計士の方
区民合唱でご一緒している方など
思いがけない方とお会いすることができ
また隣の席の方とも親しくお話させて頂きました。
会場では知らない人とでもすぐに親しくなれます。
1万人のマジックです。

2006-12-04

友人からチケットをいただき
村治佳織さんのコンサートに行ってきました。
村治さんのギターとヴォクスマーナという声楽アンサンブルという
ちょっと珍しいコンサートでした。
曲もアンサンブルの声が本当に美しくて
それにギターの素朴な暖かい音
心地よくてうっとりしてしまいました。

2006-11-15

以前、豆の木という絵本の点訳をしているグループで
点訳のお手伝いをしていました。
そのときお預かりした絵本がそのままになっていました。
忙しくなって完成できなくなったので、
お詫びかたがた絵本をお返しに行くことにしました。
お世話されている方は
「返してもらってもいいけど、そうすると縁が切れちゃうから
ぼちぼちでいいから持っていて」と言ってくださいました。
他のメンバーの方も
「忙しくてこれないんだったら預かってあげるから。
言ってくれたら用紙も持っていってあげる」
皆さんの言葉が嬉しくて
メンバーに残していただくことになりました。
ボランティアをしている方たちって本当に暖かいです。

2006-11-15

税理士会の支部旅行に行ってきました。
湯郷温泉でおいしいものをたくさんいただいてきました。
帰りは同行者と別れて私一人が倉敷へ足を伸ばしました。
着いたのは夜でしたが、せっかくなのでチボリ公園に行ってきました。
夜の8時から入るのは私くらい、ほとんどお客さんもいませんでした。
お城の電飾が夢のようです。
アンデルセンにもちゃんとあいさつをしてきました。
明かりがあっても人がいないと物寂しいですが、
木陰に小人や妖精がいると思えばこわくありません。
素敵な夜のお散歩をしてきました。

今日は夫と待ち合わせ、大原美術館
素敵なご夫婦がなさっている創作おもちゃのお店
値切ればいくらでも負けてくれる備前焼のお店などに行き、
そのあとご招待いただいた倉敷混声合唱団の定期演奏会に行ってきました。
10周年ということでしたが、さすがに息も声もあった演奏で
これまでに重ねてこられた歴史が感じられました。
招待状を下さったピアニストさんとはネットで知り合い
お会いするのは今日が初めてでした。
準備段階の苦労話を少しお聞きしていただけに
堂々とした演奏振りに心打たれました。

2006-11-12

日曜日は京都のお稲荷さんにお茶会のお手伝いに行きました。
お稽古を止めて10年以上になるのに
いまだに時々お手伝いにいらっしゃいと呼んでくださいます。
お茶席に入ると
「どうぞお楽に」とか
「お熱うございますので、ごゆっくりどうぞ」とか
普段絶対に口にしない言葉が自然に出てくるのが不思議です。
お稽古をしている若い頃、いろいろ教えてくださった
ちょっと恐かったお姉さまは
今もやっぱりちょっと恐いお姉さまで
「気をつけなさい」「そんなんしたらあかん」と
若い頃と同じように注意されるのが
ちょっと嬉しかったです。

昨日は中1のときの担任の先生が開かれた写真展に行ってきました。
82歳になられる先生とは中1以来、
年賀状と暑中見舞いだけのやり取りがずっと続いていて、
昨年写真展の案内をいただいたのをきっかけに、
クラスメートが伺うようになりました。
今年も連絡の取れた同級生10人近くが集まり、
プチ同窓会になりました。
親友のK子とも末っ子が生まれて以来の再会でした。
卒業以来初めて会うH君は自分で会社を創業した社長。
Y君はお父さんの跡を継いだ二代目社長です。
二人が若い頃銀行で出会ったら、
Y君は支店長の応接室に招かれ、
H君は窓口で長々と待たされた挙句、
融資を申し込んだら借入れ金利にも大きな差があったそうです。
いつかYを追い越してやるとがんばったH君、
「今は追い越したやないか」「いや、二代目でがんばってるお前は偉い」
とお互いにたたえあう姿は、
「褒めあいはやめようや」と照れながらも、
見ていて気持ちよかったです。
友人の中にはすでに亡くなった人、音信の取れない人もいます。
こうして元気で集まれるだけでも幸せやなあという一人
言葉にみんなうなずいていました。

男性以上に飲み食いしている私たちですが
女子は○千円でええわ、二次会は男だけ
と男性たちが気前よく支払ってくれ
なんだか久々に女の子扱いされて嬉しかったです。
って書いとけよと男性たちに言われました。

2006-10-10

今日は娘の文化祭に行ってきました。
共学校だけに華やか。
他校からも
精一杯スカートを短くした子や
絶滅したはずと思っていたヤマンバの生き残りや
ちょっといきがった男の子などがたくさん来ていました。
舞台でダンスを披露している男の子
自分がかわいい顔をしていることを熟知している様子で
それがなおさらかわいかったです。
一生懸命の姿を見ると胸が熱くなるのだけれど
自分の学生時代のことを思い
やり残したことも
取り返しのつかないこともいっぱいあった
もしこの年頃に戻れたら・・・なんて考えていたら
踊っている男の子に嫉妬していました。

娘はブラスバンドでの初演奏
夫と最前列に座ったらちょうど娘の目の前で
にらまれてしまいました。
怠け者の娘にしては朝から夜までの練習に
まじめに参加していたので
堂々と演奏する姿が誇らしかったです。

2006-09-24

小学校時代の担任の先生が瑞宝双光章を受賞され
教え子たちで祝賀会を開きました。
先生がお若い頃に赴任された2つの小学校の教え子たちが集まりました。
先生に参加者全員の出席をとってもらい
ごんぎつねの授業の再現
先生お得意の怪談話(いつもこれで脱線してた)
そしてまた先生お得意の踊り
(昔はそんなに腰振ってへんかったと指摘あり)
楽しい会になりました。
後半は各学年からの余興ということになり
私が学年を代表してごあいさつしました。
「内容は任せる」と言われたので
「先生は短気でスケベーで・・・」と
一つ間違えたら祝賀会を台無しにしてしまうようなあいさつをしたら
先生ご本人が「最高!」と大爆笑してくださいました。
そして会の終わりに
今はお仕事のかたわら農業をしていらっしゃる先生から、
「すくすく伸びるきゅうりもあれば、
くいにくくりつけてやっと伸びるきゅうりもあるが
巻きひげを切ってしまうと
そのきゅうりは自分からは二度とくいに巻き付いていかない。
子供も自分でできることは残すように育ててやらないと・・」
とお話がありました。
本当に一人一人を大切に育ててくださった先生の
暖かい言葉にみんな涙していました。

当日の参加者に子供の頃から秀才で
今は学者として活躍している人がいました。
「あいつは、俺らの予想通りの人生歩んでるな」と言う言葉に
うなずいていたら、私に
「おまえも予想通りや」と言ってくれる人がありました。
人に誇れる人生ではないけれど
少なくとも友人をがっかりさせるようなことはなかったんだ、
そして普段連絡も取り合わない友達でも
どこかでこんなふうに私を見守ってくれてるんだなと
本当に幸せな気持ちになりました。

2006-09-21

万博公園の野外コンサート情熱大陸にいってきました。
昨年の雨で懲りたのですけど、今年はフミヤ君が出るって言うから・・・。
万博公園駅に着くと、太陽の塔のバックは黒雲、いやな予感。
開演前にTシャツ姿の葉加瀬さんが出てきて
「みんな、雨降ったら、本当に謝るから、ごめんな」
一曲目の開始と同時に雨がぽつり、ぽつり。
やがて土砂降りに変わりました。
4人目「私は晴れ女」という元ちとせさんが南の島の女神のように
鮮やかな黄色のドレスで歌い踊るとやっと雨が上がりました。
それからは強烈な紫外線攻撃です。
フミヤ君の出番の前にトイレに行っておこうと思ったら
トイレ前は少なく見積もっても500人くらいが並んでいます。
列の半分くらいまできたところで
「NEXT ARTIST 藤井フミヤ!」とたんに
女の子たちがトイレなんて並んでいられないと一斉に会場へ戻りました。もちろん私も。
そして再度並んで1時間以上トイレに費やしたでしょうか。
ゴスペラッツが歌うころには
広い青空に神様が落書きしたような白い雲
その空がくれるころには葉加瀬さんのバイオリン
会場は混み混みだったけれど
一緒に雨にぬれ汗をかいていると
周りの人たちとも親近感が生まれ楽しい時間をすごしました。
でも、6時間のコンサート、前後も入れたら7時間以上
さすがに今日は体の節々が痛いです。

2006-07-30

日曜日のチャリティコンサートの主催者の方に
次回もぜひ行きたいとメールをしたら
とても暖かいお返事をいただきました。
そこで
昨年骨髄バンクのドナーに選ばれたのに
貧血でドナーになれなかったこと
私たちの合唱団でもチャリティコンサートを開くことなどを
メールしたら、今日直接お電話をいただきました。
コンサートの感想を書いてほしいと依頼されたので
遠慮もせずにお引き受けし、
そして岩城先生の話題で盛り上がり、
いつかコンサートでお会いしましょうとお約束をしました。
音楽を通して広がっていく人の輪に
何ともいえない幸せを感じています。

2006-07-13

今日はホセカレーラスファンクラブの
白血病基金チャリティコンサートに行ってきました。
岩城先生がご出演でした。
コンサート開始前、お手洗いに行った夫が
「トイレで先生に会った」というのですが
まさか男性トイレまではついていけず残念。
と思ったら、次に私がお手洗いに行ったとき
出てこられた先生とばったり
「やあ、ご苦労さま」と声をかけていただきラッキーでした。
曲はカンツォーネ、オペラ、ミュージカルなどでしたが
ソプラノ、メゾの方の演奏のときはふわっとした会場の雰囲気が
岩城先生の歌になると、おば様たちみんな、
魂を奪われたかのような静けさに変わりました。
私も夫も大満足で帰ってまいりました。

2006-07-09

隣の校区の中学校でバイオリンデュオコンサートがあると
案内をいただいたので行ってきました。
大フィルで活躍されていたというベテランのご夫婦です。
演奏が始まって、あれ?
ビブラートの指や弓を持つ手が少しぎこちない感じ。
後でお話を伺うと、脳梗塞でおしゃべりと手が少し不自由だとの事でしたが、
リハビリにもなるので演奏会を続けていますとおっしゃいました。
亡くなった岩城宏之さんと同い年だとおっしゃり
G線上のアリア風のイエスタデイは岩城さんへの追悼の気持ちで弾きますとおっしゃいました。
プロの音楽家にとって、手が不自由で思うように音が出ないというのは
とてもつらいことなんじゃないだろうか。
でも元気で奥さんと演奏会ができるのはやっぱり幸せかな。
なんてことを思いながら
そして曲目は娘が今まで弾いてきたようなやさしい耳慣れた曲が多かったので
小さいころ素直にバイオリンを練習していた娘を思い出しながら
コンサートを楽しみました。
いつまでもお元気で演奏を続けていただきたいです。

2006-07-08

昨日女性税理士の会合で永田萌(字が違いますが)さんの
講演会がありました。
萌さんは黄色い柔らかなスカートで
絵の中からそのまま出てきたような優しい雰囲気でした。
子供の頃自然の中で遊んでいると
目には見えない不思議なことがいっぱいあった
今私が書いているのは
愛だったり希望だったり目に見えないものだというような
お話をしてくださいました。
昔買った萌さんの本を持っていき
ずうずうしくも控え室に押しかけて
サインをしていただきました。
講演の後の総会はさぼって
神戸北野美術館の萌さんの展覧会に行き
絵本や絵葉書などたくさん買ってしまいまた。

今日は合唱団で介護老人保健施設に
ボランティアコンサートに行って来ました。
顔をくしゃくしゃにして泣いている方
ずっとよだれをたらしている人
なぜか怒っているおばあちゃん
とても喜んで聞いていただけたようでした。
最後の曲「ふるさと」の2番を歌うときには
亡くなった父がここにいたらと思って
その後はもう涙で声が出ませんでした。

2006-07-02

JR立花駅から尼崎市役所まで、あまりの暑さに市バスに乗りました。
二つ目の停留所で、足の悪そうな女性が乗ってこられました。
入り口すぐの優先座席の若い男女のどちらかが席を代わってくれるか
そうでなければ私が・・と思ったとたん
私の前と向かいのいずれも白髪のおじさんおばさんが3人
一斉に立たれたのです。
その中の一人のおばさんはその女性と知り合いだったらしく
席を替わりながら
「このクソ暑いのに出かけんでええ!」

なんか、ええ町やなあと思いました。
私も「席を譲らんいまどきの若いもん」になってしまいましたが。

2006-06-29

昨日は京都でプチ同窓会
小学校の先生と友人7人が集まりました。
場所は賀茂川の川床のレストラン。
昔は床なんて大人の行くところと思っていましたが
テーブル席で安いコースがあるので
若いカップルもたくさん来ていました。
若い頃はせいぜい賀茂川べりに等間隔で座るのがやっとだったのに。
そうしたら一人の同級生が
「青春でやり残したのは賀茂川の川べりにカップルで座ること」
「私座ったことあるよ。橋の欄干からおじさんに冷やかされたこともあるもん」
何を自慢してるんでしょうね

2006-06-21

小学校で絵本の読み聞かせ会をしてきました。
今までは友人の本屋さんの企画で定休日のレストランで
幼児の親子10人程度でした
今回は小学校でさせていただくので
低学年の子供たちもたくさんやってきて
親や先生も合わせて40人くらい。
始まる前はちょっとがやがやしていましたが
読み始めるとしーんとしてとても集中して聞いてくれました。
男の子たちは体を乗り出し、楽しい反応をしてくれるので
周りの子もつられてどんどん前に来てくれます。
その真剣な様子に私もちょっと緊張しましたが
子供たちが本当にかわいく、
絵本4冊に紙芝居2つ、子供以上に私が楽しみました。
読み終わって好きな本を見ていいよと言うと
みんな自分の好きな本の飛びついていきます。
こうして本好きになってくれたらいいなと思いました。

ところで私はこんなに本好きで
自分の子に読み聞かせもいっぱいしたのに
うちの子はみんな本が嫌いです。
どうしてだろうと思っていたらある方に言われました。
「あなたの子供は本は読んでもらうもので
自分で読むものだとは思っていないんですよ」
そうだったのか!

2006-06-17